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       - TA再決断療法とは? -

TA・再決断療法
TA・再決断療法 再決断療法とは、人生脚本、つまり幼児期に作った

自分の決断に基づいて構成された人生のパターンの

束縛から脱け出して、より自由で創造的な

生き方をするために、チャイルドの自我状態に戻って、

決断をやり直し人生脚本を書き換えて行く

精神療法ということになります。

基本理念は
■クライエントは本来自律的であり、自分の感情、思考、行動に責任を持っている。

■クライエントが自分自身のパワーを身につけるように援助する。

■クライエントは、変容に対して肯定的ストローク(承認、支持)を受けたことへの
  反応として変化、成長する。

治療は
■自分のどこを、どう変えたいかについて契約を結ぶ。

■問題をめぐる慢性的な不快感情(ラケット感情)を明らかにし、幼い頃に
  それを選択したシーン(子供の自我状態)に戻る。

■この早期決断に伴う思い込み(禁止令)に気づく。

■新たな感じ方、効果的な解決法を選択することを決意し実践する、
  というプロセスからなり、技法は交流分析、イメージ療法、ゲシュタルト療法、
  行動療法などを併用する。

グールディング夫妻によると〜
グールディング夫妻によると、子供は親の禁止令を受けて、それに従うかのように
人生についての決心を下し、その決心に従った人生を歩んでいる。

こどもの頃に下した決断は多くの場合、非建設的な人生脚本を形成する、
これを建設的なOKな脚本に書き換えるには、再決断療法は有効な方法である。

ラケット感情とは
サンプル画像 さまざまなストレスの下で経験する、自分にとってなじみ深い感情で、子供時代に学習し、
周囲の大人たちから奨励された不快な感情。

たとえば、一人淋しさを感じながら目に涙をためて留守番していたら、
帰ってきたお母さんが「まあ、泣かないでいい子で待っていられたのね。
えらいわ、大好きよ。」と、だきしめてくれた。すると、この子にとって淋しさを
感じていることが、お母さんからストロークをもらうための戦略になっていくのです。

そして、同じような体験を通して、淋しさを感じるためのお決まりのパターンを
創りだしていくのです。ラケット感情になりうる感情の主なものは次の通りです。

ラケット感情とは
 怒り、恐怖、劣等感、罪悪感、優越感、憂欝、イライラ、
絶望感、虚無感、混乱、傷心、落胆、悲哀感、憐憫、孤独感、
焦燥感、同情心、義務感、使命感、敗北感、後悔、恥辱、羨望、
不安、心配、嫌悪感、当惑、攻撃性、潔白感、
陶酔感、拒絶感、恨み、緊張感、猜疑心、自己卑下、等々

大事なことは〜
大事なことは、ラケット感情は成人の問題解決には不適切であるということです。

一方、「本物の感情」を表現することは、問題解決の手段として適切なものです。
問題を完結する機能をもっています。

ラケット感情は幼いときから学習・強化してきたものですから、
簡単に「はい、さようなら」とはいきません。不快な感情に浸ってしまうのは仕方が
ないとしてもそれが「今、ここ」での問題解決に適切なものかどうかを点検し、
不適切ならば適切な手段を選択していくのがTA再決断療法です。

4つの本物の感情

1. 悲しみ(喪失への)−過去の問題への訣別

2. 怒り(不当な行為への)−現在の問題の解決

3. 恐れ(生命の危機への)−未来に起こり得る問題の回避

4. 喜び−時間を超越し、今この状態が変化する必要のないことの合図

禁止令とは
サンプル画像 両親から子供たちへ伝えられるある種のメッセージ(特に子供がそれを信じた場合)が、
その子供にとって慢性的な人生の悩みと問題を生む結果になる場合、
こうしたメッセージを禁止令および拮抗禁止令という。

禁止令
両親からのメッセージで、これは両親自身が苦通を感じた状況から出されており、
不幸、惨めな感じや状態、不安、失望、怒り、欲求不満、秘密の欲望などを
感じた両親が与えるメッセージである。こうしたメッセージは子供にとっては理窟に
合わないが、与えた親にとってはきわめて理にかなったように見えるものである。

禁止令のメカニズム
子どもの気質+環境(親からの刺激)+子ども自身の決断=禁止令

12個の禁止令があるといわれている。

12の禁止令について

1.実行するな
恐怖心の強い親によって与えられる。
自分たちが恐れているため、子供なら誰でも普通にやることをやらせない。
子供が成長するにつれて、この親たちは子供がやりたいと
言い出した全てについて心配し「でも、それについてよく考えてからの方が
いいのではないかしら?」という。

この子供は、自分がすることの中で正しいことや安全なことは1つもないと
信じ込み、何をどうしたらよいか分からず、指示してくれる誰かを探すようになる。
成長してからは、決断を下すことにものすごく苦労する。

2.存在するな
これはメッセージの中でも最も致命的である。
「あなたたち子供さえいなければ、お父さんと離婚するんだけど」的な
メッセージとして与えられることもあるし、「お前が生まれなければ良かったのよ。
そうすればあなたのお父さんとなんか絶対に結婚しなかったわ。」式なものも
ある。

このメッセージは言葉以外の形で与えられることもあり、
赤ん坊を手荒く抱くとか、食事や入浴をさせるときに怖い顔をするとか、
赤ん坊が何か欲しがったときに大声で怒鳴りつけるとか、
実際に身体的な虐待行為をする場合がそれにあたる。

この禁止令は、母親、父親、看護婦、乳母、兄弟などによって与えられる。
結婚前の妊娠、子供はもう欲しくないと決めてからの妊娠、出産時の
母親の死、子供の体が大きすぎた為の難産等、子供のいるところで何度も
繰り返されるこうしたことにまつわるメッセージは、<出産時にかかわる神話>
となる。

つまり「お前さえいなければ、私たちの人生はもっと良かったはずだ」が、
それである。

3.近寄るな(親しくなるな)
親が子供に近寄るのを避けたり、嫌がったりすると、子供はそれを「近づくな」と
いうメッセージであると受け取る。身体に触れられることがなかったり、
ポジティブなストロークが足りないと、子供はそれをやがて「近づくな」と
受け取る。

それに加えて、子供が親しみを持っていた親が死んだり、
離婚して側にいなくなると、子ども自身は次のように言い聞かせて禁止令を
自分に下す。
「近づいたところでなんになるんだ。どうせ、どっちみち死んじゃうんだから」
そして、二度と親しくなったり近づいたりしないと決心する。

4.重要であるな
子供が食卓で会話に口を挟むことを許されず「子供は黙っていなさい」と
いわれ続けたり、その他無視されたり、馬鹿にされたり、大切に扱われないと、
その子供はこのメッセージを「重要であるな」と解釈する可能性がある。
こうしたメッセージは学校や地域などいろんなところで受け取る。

5.子供であるな
このメッセージは、年上の子供たちに「弟や妹の面倒をみろ」と命令する
親たちによって与えられる。
同時に子供の躾を早くからやかましく言う親、まだよちよち歩きなのに
<小さな紳士、淑女>を期待する親、礼儀正しいという言葉の意味も
分からない幼い子供に礼儀正しいのは良いことだとストロークを与える親。

まだ、赤ん坊なのに「泣くのは赤ちゃんだけよ」と文句をつける親などによって
与えられる。

6.成長するな
このメッセージは、母親が末っ子に与えることが多い。同時に思春期に差し
掛かった娘に父親が与えることも多く、これは父親が娘に対して性的な関心を
覚え、それに恐れをなすためである。
このとき父親は化粧やおしゃれ、デートなど大人の女性の振る舞いを阻止する。
また、娘が肉体的に成熟し始めると、途端に肩をたたいたり抱きしめたり等の
身体的ストロークを一切やめてしまう。

このようなメッセージを娘は「成長するな、そうでなければ愛してやらないぞ」と
受け取る。

7.成功するな
息子を負かしていた父親が、息子が勝った途端ゲームをするのを止めて
しまうと、「俺に勝つな、さもなければ嫌いになるぞ」と解釈され、
「成功するな」というメッセージに変えられる。

また、完全主義の親によって絶えず批判されていると、このメッセージは
「お前は何一つきちんとできない」と受け止められ、「成功するな」と解釈される。

8.お前(男、女)であるな
このメッセージは、親が望んでいたのと<違った性>に生まれた子供に
最も多く与えられるものである。

例)
・女の子を欲しかった3人息子の母親が、4番目も息子の場合、
 この息子を<娘に仕立て上げる>
・男の子を欲しかった4人娘の父親が5番目に生まれ5女に男の子がする
 フットボールやサッカーのやり方を教える。
・男の子がのけ者にされ、姉妹だけが大切にされ好きなものを何でも
 与えられているのをみると「男の子であるな。さもなければ、お前には何も
 してあげないよ」と解釈する可能性があり、このような場合、
 自分の性同一性に困難が生ずる。

9.健康であるな
子供が病気のときにストローク(愛情)を与え、健康なときにはまったく
ストロークを与えない両親は、子供に対して「健康であるな」というメッセージを
与えている。
子供は親からの愛情をもらう為に病気であることを決断する。

10.正気であるな
家族親戚に精神病の人がいて、その人に似ていると言われる。
クレージーな行動する時だけ関心を集められたり、クレージーな行動をして
その行動を直されないと「正気であるな」と言うメッセージとなる。

11.属するな(仲間であるな)
両親が、自分たちはどこかほかの場所にいるべきだという態度をいつも
とり続けていると、子供にとって自分がどこに属しているかを知るのが難しい。

両親の態度から「属するな」というメッセージを受け取り、
自分はそこに属さないという感じをいつも持つ可能性がある。

12.考えるな
「考えるな」「お前が考えるように考えるな、私が考えるように考えろ」
「それについて(例:性的、お金、勉強、仕事、遊びなど限定)考えるな」等

なんでも親がしてしまい、考えることをやめてしまう。
「自分はまだ子供で、周りが全て考えてくれる」と思い込む、子供が考えることを
いつも侮る親によって、与えられることが多い。
対人恐怖の人に多い。人が怖くなる。母の考えを自分の考えと思い込む。

拮抗禁止令とは
拮抗禁止令は両親の親の自我状態から出されるメッセージで制約的なものである。

<駆り立てるもの>を含み、「もっと努力しろ」、「強くあれ」、「完全であれ」、
「急げ」、「(自分以外の他人を)喜ばせろ)」などであり、それを堅く守ると、
成長や柔軟性を阻止する

人生脚本とは
子供が自身について早期決断を下すと、童話やその他の物語りをモデルに使って、
この決断に基づいた自分の人生の計画を立て始める。
そして、お気に入りの物語を基礎に、それをさらに拡大したり、それに付け加えて、
色々な決断をしていくと考える。

TA・再決断療法では、人間は自分自身で人生脚本を書いたのであり、したがって
書き直すことが可能であると考える。
そして、過去の<子供の計画>に縛られているよりも自律的に生きることを
自身に許可するようにクライエントに働きかける。

また、カウンセリングではクライエントのスクリプトを綿密に細部に渡って取り上げるよりも、
直接【禁止令−決断−ラケット】の複合体に取り組むほうがもっとも有益であるとしている。

インパス
インパスとは、2つまたはそれ以上の反対勢力がぶつかり合い、進退きわまった状態、
つまり、にっちもさっちもいかず動きが取れない膠着状態をいう。

以上のような〜
以上のような数種類の心理療法を必要に応じて組み合わせ、相談者の相談の内容に
応じて対応いたします。
つまりカウンセラーの手法に相談者を合わせるのではなく、相談者のニーズに合わせて
援助することで、相談者のお一人お一人を大切にします。

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